歴代総理大臣の適性と強運度の解説

 1885年に内閣制度が施行され初代の内閣総理大臣伊藤博文が誕生して以来、2014年現在で62人の内閣総理大臣が誕生している。その中には延2,886日(7年11か月)在職した桂太郎から在職54日(2ヶ月足らず)の東久邇宮稔彦王まで在職期間は様々である。しかしながら例え在職期間が2ヶ月であったとしてもこれまでに誕生した代議士の総数を考えると内閣総理大臣になる確率は大変なものであることが理解出来る。

 人生には努力だけでは果たせないことがあり、中には派閥の代表を長年務め巨額の資産を使い果たしながら、総理大臣になれずに亡くなった政治家が何人も存在しており、庶民には想像出来ない競争の中で総理大臣が誕生している。そこでこの現実から推測して、この62名の人には他の人にはないような適性や強運さが存在したものと考え、縦横学的な要因を分析した。

1)宿命の陽図から読み取れる適性と強運度

①石門星(せきもんせい)

     本能として周りの人の力を借りて集団や組織を間接的に守る。性情としては集団の中で力を発揮するため

   「和合性」を持ち、対人関係を良くするための「協調性」、和合するための「社交性」、現実的な社会の中

     では善も悪も含めた「政治力」がある。その他「リーダーシップ」「説得力」「用心深さ」「大衆性」

    「対等意識」などの要素を持つ。

 ★所有者数:22名

②牽牛星(けんぎゅうせい)

   本能として間接的・文官的であり、集団的・組織的な攻撃本能を持つ。 性情としては実直な性格で「真

    面目」な生き方をし、プライド「自尊心」が 高く、責任感が強く「地位 や名誉」を重んじ正に役人的で

    ある。尚、「几帳面」で潔癖過ぎて寛大さに欠ける。

 ★所有者数:21名

③龍高星(りゅうこうせい)

    本能として体験から学ぶ学習本能で、知りたいという本能が必然的に行動を促し、動物的な知恵となる。

 性情としては親や家族と「離別」して外国       などを「放浪」し、どんな環境にも入って行って「同化」

 出来て、実際に行動しながら学び知る「体験  的知識欲」が強く、「創造・改革」意識が   あって自分で

 掴むまで忍耐強く行動する。

 ★所有者数:27名

④天将星(てんしょうせい)

    気力と体力が完全一致した世界であり、我欲の強い世界である。身内のことより他人のことを思いやり、

    世のため、人のために働く人となる。生涯 を現役として主役となって人生を歩み続ける。

 ★所有者数:18名

 ⑤三連結(さんれんけつ)

     十大主星はそれぞれ独立した世界を所有すると同時に他の星と連結・融合して新しいエネルギーの世界を

  構成する。宿命三連結は表示の星<三連結の中心>の次元の高まりが生じる。人間が事を成す時には物事

  の出発から終わりまで一貫してエネルギーを発揮することで幸運を掴むことが出る。それは「やる気」

 「心」「行動」=「気心体」が一つに連結・融合してこそ成功の形となる。

  ★所有者数:18名

2)宿命の陰図から読み取れる強運度

①守護神(しゅごしん)

    守護神とは基本的に「心のバランス」を保ち、幸運をもたらしてくれる存在であり、宿命守護神がある人は

    何かと助けられ、成功の確率が高くなる。尚、自分の守護神を配偶者や仕事仲間が持っていても同じ働きを

    する。

 ★所有者:伊藤博文、桂太郎、寺内正毅、若槻禮次郎、阿部信行、吉田茂、竹下登

②一気格(いっきかく)

・天干一気格(てんかんいっきかく)

    宿命の天干が一つの気(五行)にまとまる場合を天干一気格と言い、陰陽の混在、干合変化による場合も

    それに準じる。想念(精神)が同じ気のか  たまりとなるため強運の持ち主となり、そのため行動が伴う

     ことにより成功の可能性が高くなる。

 ★所有者:桂太郎、加藤友三郎、岡田啓介、橋本龍太郎、森喜朗、小泉純一郎、野田佳彦

・地支一気格(ちしいっきかく)

 宿命の地支の全部が同じ五行になる場合を言う。行動の一致のかたまりになるため強運の持ち主となる。

    尚、本人が出世する時は必ず上を滅ぼすため、部下にするのは危険なタイプである。

 ★所有者:伊藤博文、加藤高明、福田赳夫、

③天剋地沖(てんこくちちゅう)

 名称の通り天干が相剋関係、地支が対沖関係の組み合わせのため、宿命に天剋地沖がある人は普通の人に

     とって不思議な人に感じられ、人を惹きつける魅力的な人に見える。運命的には人の運を食うほどのもの

     すごいパワーを持ち、大スターにこの所有者が数多くいる。反面、配偶者など相手に恐怖感を与える一面

      がある。またエネルギーの消耗が激しく人生が太く短くなる可能性がある。

 ★所有者:原敬、齋藤實、石橋湛山、池田勇人、小渕恵三

④異常干支(いじょうかんし)

 六十干支の中の13種の特殊な干支であり、宿命に異常干支を所有する人は凡人と は違った意識や感性を

    所有する。凡人と異質であるため、平凡な人生を選択すると運勢が伸びにくくなり、異質な生き方を選択

 した方が人生に無理がない。異常干支所有者は時には天才的な面を発揮して活躍し、時には凡人が理解出

 来ない異常な面が現われる。つまり内面的に天才の面と異常性格の面が一心同体の状態にある。

 ★所有者数:28名(特に菅直人は年月日の干支がすべて異常干支である)

⑤宿命天中殺

 宿命天中殺の中でも下記のものは特徴的である。

・互換天中殺(ごかんてんちゅうさつ)

 生年天中殺と生日天中殺の両方を所有し、両親と自分の場所が不自然な状態のため「初代の気」と言い、

 自分一代だけの家系となり、自分が築いた名誉・財産は無に戻る。生涯を受け身の姿勢で波乱を避けるか、

 太く短い生き方かのどちらかになる。

 ★所有者:犬養毅、林銑十郎、羽田孜、

・日座天中殺(にちざてんちゅうさつ)

 日干支に異常干支の甲戌、乙亥がある場合であり、特徴は行動と結果に欠点が出て、「現在」のための

 人間関係づくりになり、仕事や利害に関係しない人間関係は生まれにくく、無駄のない世渡りをする人

 に見える。また周りの人達に賛同を求める形を取り、他人の助言を取り入れているように見えながら、

 自我の強さや頑固さが強く働く。そしてどんなに大きな業績を挙げてもそれが過去のものになった場合

 その評価が小さくなり、過去の働きで評価されることはない。

 ★所有者:中曽根康弘、竹下登

・日居天中殺

 日干支に甲辰、乙巳がある場合であり、特色はよく働き、肉体的耐久力を持つため「働き者」「正直な

 真面目さ」と評価される。しかし心と結果に欠点が出て、幼少期に身に付いた習慣や思考が大人になって

 も変化しない特色があり、日常の行動面で同じ失敗を繰り返しても反省し改善しようとせず精神世界に

 逃げ込む。そのため「精神の貴人、行動の野人」となり精神と行動のバランスが悪く、庶民の中の貴人と

 なるが上流社会のはみ出し者となる。また「老若の同居」の面があり、精神面では「老成」しており、

 肉体や現実行動面では「若」である。

 ★所有者:桂太郎、鳩山一郎、池田勇人、佐藤栄作

3)大運から読み取れる強運度

  大運とは後天的な10年運であり、宿命と性別により異なるため、その人独特のもので後天運の中で最も

      影響が大きい。

①大運天中殺

 大運天中殺の基本は自分の天中殺が大運に巡って来る場合であり期間は20年間となる。そのため大運の巡り

    方により大運天中殺がない人もいる。また逆に大運天中殺は条件によりその時期が「移動する現象」と天中

     殺が重なった場合は「延長する現象」がある。天中殺現象とは人間の運命はパイプラインの中を上下して

     進む状態であり、天中殺時はそのパイプの枠がない状態のため、上がりっぱなし(陽転)と下がりっぱなし

   (陰転)状態になる。尚、一般的に若い時に大運天中殺が巡る場合は陽転が多い。

  ★所有者数:62名中53名

  但し、9名の中で全くない人は1名だけで他は生存中に巡らないケースである。

②変剋律

 変剋律とは大運の中で異常干支が2個以上連続で巡る場合であり、大運天中殺に準ずる現象が起きる。特に

    大運天中殺がない場合は主となる。

 ★9名の中の変剋律所有者:小渕恵三、野田佳彦

2014年8月20日